WiFiルーターとPCの通信を高速・安定させる方法

インターネット回線

家の中では、利便性を考慮して、パソコンとWiFiルーターとの間をWiFiで接続して

インターネット利用している人が多いです。

もし、リモートワークや動画視聴・オンラインゲームを実施していて、

インターネット接続の速度が遅い・不安定と感じる場合は、

WiFiルーターとパソコンとの間をWiFiの無線接続ではなく、

LANケーブルで有線接続して、改善するか試してみてください。

もし、LANケーブルで有線接続して、通信が改善される場合は、いっそのこと、

WiFiルーターとパソコンの間を有線接続して利用するのも手です。

ケーブルで物理的に接続する煩わしさが出てしまいますが、

リモートワークやyoutube等動画視聴・配信・オンラインゲームがより快適になります。

WiFiルーターとパソコンとのLANケーブル接続(有線接続)

WiFiルーターには通常、有線接続(LANケーブル接続)するための

LANポート(Ethernetポート)がいくつかあります。

LANケーブルは、電気屋さんやamazon等、様々なところで購入可能です。

LANケーブルをWiFiルーターのLANポート(Ethernetポート)と、パソコンの

LANポート(Ethernetポート)に接続することで、

WiFiルーターとパソコンを簡単に有線接続できます。

LANケーブル接続(有線接続)する効果

LANケーブルで有線接続すると、下のようなメリットがあります。

安定した接続

LANケーブルでの有線接続は、WiFi接続よりも安定しており、接続の途切れや干渉が少なくなります。(WiFiのような電波干渉や障害物の影響を受けにくくなります。

隣家が密集していたり、集合住宅等多くの無線接続の電波が飛んでいる場所では特に有効です)。

高速通信

Wi-Fiよりも通信速度が速くなる場合が多いです。

特にWiFi環境で接続する他の機器(デバイス)が多い場合や、動画・ゲーム等の

多くのデータを扱う場合は、LAN接続の方が速度が速くなることが多くなります。

遅延の軽減

オンライン会議やオンラインゲームなどでの遅延が、少なくなります。

Wi-Fi接続では、通信する過程で遅延が発生します。

オンライン会議やオンラインゲーム等リアルタイムな応答が必要な通信には、

特にメリットがあります。

(その他)セキュリティも向上

有線接続は、WiFiと比べて外部からのアクセスが難しく、セキュリティ面で優れています。

WiFiでは、暗号化やパスワード設定があっても、

場合によっては他人にアクセスされ傍受されるリスクがあります。

有線接続であれば、その心配が少なくなります。

LANケーブル接続(有線接続)するデメリット

ただ、LANケーブル接続(有線接続)すると次のデメリットがあります。

パソコンの置き場所の柔軟性がなくなる

LANケーブルの長さがあるため、パソコンがルーターの近くにあることが求められます。

WiFiルーターの場所とケーブルの長さによって、パソコンの置き場所が制限されてしまいます。

ケーブルの管理が必要

LANケーブルを使用した物理的な配線があるため、部屋の見た目が悪くなりがちです。

LANケーブルが散乱したりしないよう、配線の取り回し等の整理が必要になります。

WiFiルーターのポート数に制限がある

Wi-Fiルーターの有線接続用のLANポートの数は、限られています。

例えば、一般的なルーターにはポートは4つ程度しかないため、

もし複数のパソコン等の機器(デバイス)を有線で同時に接続する際には、

ポートが足りなくなる可能性があります。

(ポートが足りなくなった場合は、スイッチングハブという装置の追加等で対応可能ですが)

ケーブルの購入や配線の手間

LANケーブル(カテゴリ5e以上のLANケーブルが推奨)を購入する必要があるため、

LANケーブルの長さ・カテゴリ(ケーブルの種類)に応じたケーブル代がかかります。

また、ケーブルをWiFiルーターからパソコンへ這わす(配線する)手間がかかります。

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まとめ

リモートワークや動画視聴・オンラインゲームを実施していて、

インターネット接続の速度が遅い・不安定と感じる場合は、

WiFiルーターとパソコンとの間をWiFiの無線接続ではなく、

LANケーブルで有線接続して、改善するか試してみましょう。

有線接続にはデメリットもありますが、インターネット接続の速度が速くなる・

安定するといった優れたメリットもあります。

有線接続すると、パソコンの設置場所が限定されたり、ケーブル配線のわずらわしさ

が発生しますが、例えば、高速で安定したネット接続をしたいときは有線接続、

そうでないときは、WiFi接続と用途に応じて使い分けてみましょう。

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