- ネット接続が不安定になる「電源の延長コードの使いすぎ」と「その対策」 -
家のインターネット接続が不安定になる、意外な原因に
「電源の延長コードの使いすぎ」があります。
- 急に家のWi-Fiが遅くなる
- インターネット通信が急に切れて、またつながる
- オンライン会議(ZoomやTeams等)中に一瞬、オンライン会議が止まる
こうした症状は、光回線等のインターネット回線やプロバイダのせいだと思いがちです。

しかし、
実は「電源の延長コードの使いすぎ」が原因になっているケースがよくあります。
電源まわりの環境がゴチャついている部屋ほど、
インターネットの通信が不安定になりやすくなります。
延長コードや電源タップで電源の配線が多い部屋は要注意です。
ここでは、
家のインターネット接続が不安定になる「電源の延長コードの使いすぎ」と
「その対策」を、わかりやすく解説します。
家の環境を、インターネットが安定して快適に繋がる環境にして、
快適な生活をしましょう!

電源の延長コードが多くあるとインターネットの通信に悪影響を与える理由
電源の延長コードが多くあると、次の①~③の3つが発生してしまいます。
その結果、
家のWi-FiルーターやONU(光回線の接続機器)の動作が不安定になり、
家のインターネット接続が不安定になります。
① 電源ノイズが家のWi-FiルーターやONUに干渉する
② タコ足配線でWi-FiルーターやONUの電圧が不安定になる
③ Wi-FiルーターやONUに熱がこもって発熱しやすくなり、
Wi-FiルーターやONUの性能が落ちる
それぞれを詳しく、見ていきましょう。

① 電源ノイズが家のWi-FiルーターやONUに干渉する
電源の延長コードに、
・PC
・モニター
・ゲーム機
・電子レンジ
・スマホ充電器
・Wi-Fiルーター
・ONU(光回線の接続機器)
等々
多くの機器をまとめて接続すると、電源ノイズが発生しやすくなります。
電源ノイズとは、
電源回路から発生する不要な信号や干渉のことです。
この電源ノイズが発生すると、
電子機器の誤動作や性能低下、通信エラーなどを引き起こす可能性があります。
このノイズが、家の
「Wi-Fiルーター」や、「ONU(光回線の接続機器)」に伝わると、
インターネット通信が一時的に不安定になる原因になります。
<ポイント>
特に「ノイズフィルターなどのノイズ対策が付いていない」
延長ケーブル(電源タップケーブル)を利用すると
影響は出やすいです。

② タコ足配線でWi-FiルーターやONUの電圧が不安定になる
延長コードで電源をさらに延長している「タコ足配線」状態では、
複数の機器が同じ電源コンセントから電力を引き出すため、
電圧が低下しやすくなります。
- 電圧が安定しない
- 瞬間的な電圧不足が起きる
ということが起きえます。
結果、「Wi-Fiルーター」や、「ONU(光回線の接続機器)」が
「完全に電源が落ちないけど調子が悪い状態」になります。
この状態になると、
インターネット通信が「切れないけど遅い」「一瞬止まる」という、
インターネット通信が一時的に不安定になる原因になります。

③ Wi-FiルーターやONUに熱がこもって発熱しやすくなり、Wi-FiルーターやONUの性能が落ちる
電源の延長コードや電源タップが多くあり、
Wi-FiルーターやONU、他の電子機器・家電等が密集していると、
Wi-FiルーターやONUに熱がこもりやすくなります。
Wi-FiルーターやONUは熱に弱く、
熱がこもると性能が落ちてしまいます。
その結果、
インターネット通信が一時的に不安定になります。

やるべき基本の対策(地味ですが重要です)
■可能なら、Wi-FiルーターとONUは、
それぞれ単独で壁の電源コンセントに直接接続するのが理想的です。
延長コードや電源タップを使わず、直接壁のコンセントに挿すことで、
安定した電源供給が可能になります。
■延長コードや電源タップを利用する場合、せめて、Wi-FiルーターとONUは、
他の電子機器や家電と同じ延長コードや電源タップに接続せず、
別にしましょう。
Wi-FiルーターとONUの2つだけは、
他と分けて、「専用の延長コードや電源タップ」に接続しましょう。
(補足)
電子レンジ・冷蔵庫・エアコン などの消費電力が大きい家電と
同じ電源タップを使用すると、特に電圧が不安定になりやすいです。
■延長コードや電源タップの利用が避けられない場合は、
「ノイズフィルター」付きの延長コードや電源タップ を利用しましょう。
「ノイズフィルター」付きの延長コードや電源タップを利用することで、
他の家電製品から発生するノイズの影響を軽減できます。
【参考】
また、落雷時や家の電力系統の異常が発生した際、
電圧が急激に上昇して、Wi-FiルーターやONUが壊れる可能性があります。
落雷等でリモートワークやオンライン授業等、
急にインターネット接続が利用できなくなると影響が大きい場合は、
「雷ガード」や「雷サージ対応」機能もある延長コードや電源タップを選んでおきましょう。
「雷ガード」や「雷サージ対応」機能付き延長コードや電源タップは、
それほど高価ではないです。
落雷等でWiFiルーター等電子機器が壊れる際の影響を考えると、
ぜひ使っておきたいです。
落雷時や電力系統の異常と対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
合わせて、チェックしましょう!

「ノイズフィルター」「雷ガード」機能付きの延長コード・電源タップの代表例
「ノイズフィルター」と「雷ガード」の機能がついている
定番の延長コード・電源タップです。
それほど高価でもないため、延長コード・電源タップを利用する場合は、
「ノイズフィルター」と「雷ガード」の機能がついている製品が、おすすめです。
■ELECOMのKT-180(コンセント口数:2個口)
少しだけコンセント口数を増やしたい場合の小型の電源タップです。
■ELECOMのT-H0620SKFR(コンセント口数:8個口)
コンセント口数を8個増やしたい場合のケーブル長2mの電源タップです。

まとめ
インターネットの通信が一時的に遅くなったり、不安定になったりする原因は、
必ずしもインターネット回線やプロバイダ側の問題とは限りません。
「電源の延長コード・電源タップを使った環境」も原因の一つになります。
電源の延長コードや電源タップを多く利用している場合は、
以下の対策を試してみましょう。
- Wi-FiルーターとONUは、それぞれ単独で壁の電源コンセントに直接接続する。
- Wi-FiルーターとONUの2つだけは、他の電子機器や家電とは別に分けて
「専用の延長コードや電源タップ」に接続する。
- 延長コードや電源タップの利用が避けられない場合は、
「ノイズフィルター」付きの延長コードや電源タップを利用する。
これらの対策を実践することで、「Wi-Fiが遅い」「突然切れる」「通信が不安定」
といったストレスから解放され、快適なネット環境に改善できる可能性があります。
インターネットが安定して快適に繋がる環境にして、
毎日を快適に過ごしましょう!


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