インターネットは、日々の生活や在宅勤務・オンライン授業等に欠かせない、
重要な生活インフラです。
インターネットに接続するために利用している回線に、1月あたりのデータ使用量(データ容量)
の制限が付いている場合、制限を超えると通信が極端に遅くなったり、
追加のデータ使用分の追加料金が必要になったりします。
スマホの通信キャリアの回線や、モバイルルータ等で、
1か月あたりのデータ使用量(データ容量)が決められた料金プランを利用している場合が、
該当します。
1月あたりのデータ使用量(データ容量)が決まっている料金プランを利用している場合、
無駄なデータの消費は避けたいものです。
ネット回線の無駄なデータ消費を抑え、データ使用量を節約する工夫・テクニックを紹介します。
閲覧する動画の画質を下げる
NetflixやYouTubeなどのストリーミングサービスは、非常にデータ使用量を消費します。
高画質の動画を視聴するのは楽しいですが、
データ使用量を節約したい場合は、画質を標準(SD)や低画質に設定しましょう。
画質を下げても、意外と閲覧するのに差がないことが多いですよ
【例えば】
youTubeで4K動画を1時間視聴すると、約7GBのデータが必要です。
しかし、画質を720pに下げると、1時間で約1GBまで減らすことができます。
スマホ・タブレットの場合は、アプリのバックグラウンドデータを制限する
スマホ・タブレットの多くのアプリは、バックグラウンドでデータを自動的に送受信しています。
ニュースアプリやソーシャルメディアアプリが定期的に更新されるのは便利ですが、
使わない時でもデータを消費してしまいます。
スマホ・タブレットのの設定で、バックグラウンドデータの使用を制限することが可能です。
定期的な更新が不要なアプリについては、バックグラウンドでのデータ使用を制限しましょう。
【例えば】
AndroidやiOSの場合: 設定 → データ使用量 → アプリごとにバックグラウンドデータをオフにする。
広告ブロッカーを活用する
多くのウェブサイトには広告が表示されますが、この広告もデータを消費する原因の一つです。
特に動画広告はかなり多くのデータを使います。
広告ブロッカーを使用することで、広告表示による無駄なデータ消費を、減らすことができます。
広告ブロッカーを使用しましょう。
【注意する点】
一部のサイトでは、広告ブロッカーを使用すると、コンテンツにアクセスできなくなる
場合があります。
広告ブロッカーを使用するとコンテンツにアクセスできない場合は、
アクセスする際に広告ブロッカーをOFFにしましょう。
データ制限がない環境下(無料WiFi環境下等)で、あらかじめダウンロードして、オフラインで楽しむ
音楽や動画、記事など、オフラインで楽しめるコンテンツは、あらかじめ
データ使用量の制限がないWiFi環境下で、ダウンロードしておくと、
使用データの節約に繋がります。
多くのストリーミングサービスでは、ダウンロード機能が提供されていますよ。
【例えば】
SpotifyやNetflix等では、WiFi接続時にプレイリストや映画をダウンロードしておくことができ、
外出先でのデータ使用量を、抑えられます。
データセーバーモードを活用する
スマホ・タブレットや、スマホ・タブレットのアプリには、
データセーバーモードが用意されていることが多いです。
データセーバーモードを有効にすることで、アプリやWEBブラウザが使うデータ使用量を抑えたり、
不要なデータの使用を、制限することができます。
【例えば】
WEBブラウザのChromeやFirefoxには「軽量モード」があり、
ページの読み込みを最適化して、データ使用を節約してくれます。
パブリックWi-Fi(公共の無料WiFi)を賢く使う
カフェや駅、図書館などに設置されているパブリックWi-Fi(無料WiFi)を賢く利用しましょう。
データ量が多い通信をする際には、パブリックWi-Fi(無料WiFi)を積極的に利用したりしましょう。
ただし、パブリックWi-Fi(無料WiFi)はセキュリティリスクが伴うため、
パブリックWi-Fi(無料WiFi)を利用している間は、
重要な個人情報やパスワードを入力することは、避けましょう。
【ポイント】
パブリックWi-Fi(無料WiFi)を利用する際に、重要な個人情報やパスワードを入力する通信を、
したい場合は、VPN(仮想プライベートネットワーク)サービスを使うと、
データの安全性を高めることができます。
自動更新や同期をオフにする
スマホやPCのアプリケーションは、自動でデータを同期したり更新したりします。
この自動のデータ同期も、通信するデータ使用量を無駄遣いする原因になります。
必要なタイミングにて、自分で手動で更新・同期する設定に変更することで、
無駄なデータ使用を防ぐことができます。
【参考】
クラウドストレージ(Google DriveやDropboxなど)の自動同期は、
Wi-Fi接続時のみに設定しておくと、効果的です。
ウェブページをキャッシュするブラウザを利用する
特定のブラウザは、訪問したウェブページをキャッシュして保存してくれます。
(Edgeやchromeなどの主なブラウザは、キャッシュして保存してくれるものが大半です)
これにより、再度同じページを閲覧する際に、データを使わずに済みます。
【参考】
Opera MiniやUCブラウザなど、データ圧縮に特化したブラウザはデータ節約に優れています。
【ポイント】家で使うネット回線は、データ使用量の制限がない光回線等が便利
生活の拠点である家のネット回線は、データ使用量の制限がない光回線等の利用がおすすめです。
インターネット環境は、生活の質に大きく影響する生活インフラです。
生活の拠点である家の中で、使用するデータ使用量を常に気にして生活するのは、
不便でストレスも溜まります。
スマホを利用している人は、スマホとのセット割で、安く光回線を利用できたりします。
家のネット回線は、できればデータ使用量の制限がない光回線にしましょう。
■【参考】スマホとのセット割でお得に光回線を利用する方法については、
こちらの記事を参照ください。
■【参考】どの光回線がよいか、迷う場合は、oricon顧客満足度調査の結果が、参考になります。
こちらの記事を参照ください
(2024年総合1位は、ドコモ光でした)
■【参考】ドコモ光のお得に申し込める、おすすめ申込窓口は、こちらの記事を参照ください。
まとめ
ネット回線のデータ使用量は、ちょっとした設定や習慣で、
大きく節約することが可能です。
閲覧する動画の画質の調整や、アプリの自動更新の制限、広告ブロッカーの利用などは、
今すぐに始められる簡単な方法です。
1月あたりのデータ使用量(データ容量)が決まっている料金プランを利用している場合は、
データ使用量を賢く管理し、追加のデータ使用量金の支払い等を避けて、
お得にインターネットを利用しましょう。
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