【teamsが重い・途切れ・音が出ない】快適に使う通信&PC・回線最適化の方法

インターネット回線

リモート会議(オンライン会議)やオンライン授業では「Zoom」と並び、
「Microsoft Teams」が定番です。
しかし、「Teams」では、こんな悩みが良くあります。

「Teamsが重い…(他の人は普通なのに、自分だけ重い)
 (他のアプリは問題ないのに、Teamsだけ重い)」
「音声が途切れる」
「音が聞こえない・マイクが反応しない」
「映像がガクガクする」

これらの原因は、実は
「インターネット接続の回線の問題」や「PCの設定の問題」がほとんどです。
TeamsはZoomよりも、PCやインターネット接続の回線にかかる負荷が高く、
最適化されていないと不安定になりやすいです。

ここでは、「Teamsが重い・音声が途切れる・音声が聞こえない・
マイクが反応しない・映像がガクガクする人」向けに、
「原因」と、「原因別の具体的な解決策」解説します。

解決策を実施して、問題を解消して、
リモート会議(オンライン会議)やオンライン授業を、快適にしましょう。

Teamsが重くなる主な原因6つ

Teamsが重くなる原因は6つです。

(Teamsが重くなる主な原因は、Zoomが重くなる原因と似通っています。
ただ、Teams特有の原因もあります。)

  • 原因①:ネット回線がTeams向きじゃない(IPv4接続)
  • 原因②:Wi-Fiの電波がTeams(パソコン等)に届いてない
  • 原因③:Teamsの設定が重すぎる
  • 原因④:PCやスマホのメモリが足りない
  • 原因⑤:家族の通信とバッティングしてる
  • 原因⑥:TeamsとPC本体のマイク・スピーカーの設定ミス

それぞれの原因と原因毎の対策を、詳しく説明します。

原因①:ネット回線がTeams向きじゃない(IPv4接続)

Teamsは常に双方向通信・リアルタイム通信のため、
通信速度よりも「遅延の少なさ」「安定性」が命です。
(これは、Zoomと同じです)

光回線やVDSLマンションタイプでは、夜間に通信が混みやすく、
Teamsが不安定になることも多いです。

これは、
「家からプロバイダーまでのインターネット接続に使う回線」は、
同じ回線を利用契約している近隣の人と共同で利用しているために発生します。

同じ集合住宅内で在宅勤務(リモートワーク)している人が多い場合や、
戸建てでも、近隣で在宅勤務している人が多い等で、同じ回線を利用している近隣住民が
日中多く通信している場合は、日中でも通信が混み、Teamsが不安定になることがあります。

解決策:IPv6(IPoE)対応の光回線を選ぼう!

IPv6(IPoE)の方式で通信すると、
データの混雑が少ない通信経路で、通信することができます。

混雑を回避した通信経路で通信でき、安定した通信と高速通信が可能となります。

同じIPv6を使う通信でも、「IPv6 IPoE方式」を使わない場合は、
通信の安定性・通信速度は改善できないため、注意しましょう。

IPv6(IPoE)対応の光回線を契約して利用することで、IPv6(IPoE)で
インターネット接続することができます。

光回線の「IPv6オプション」や「IPv6対応プラン」について、
下記記事で詳細に解説しています。併せて、ご参考ください。

ネット回線のIPv6オプション(IPoE)は必要?意外な落とし穴とメリット!
最近、多くのネット回線(光回線等)で「IPv6オプション」や「IPv6対応プラン」が強く推奨されています。しかし、「IPv6オプション」や「IPv6対応プラン」とは何でしょう?また、本当にIPv6を使わないと快適なインターネットは実現できな...

【注意点】
IPv6(IPoE)対応の通信を利用する場合、光回線がIPv6(IPoE)対応していることに
加えて、Wi-Fiルーター自体もIPv6(IPoE)に対応していることが必要です。

IPv6(IPoE)対応のおすすめのWi-Fiルーターも、上で紹介した記事で解説しています。
併せて、ご参考ください。

Teamsに強いIPv6 IPoE対応のおすすめ回線

Teamsに強いおすすめ回線は、Zoomにも強い回線になります。

(同じく、Zoomに強い回線は、Teamsにも強い回線になります。)

■ドコモ光

大手で安定した回線品質とサポート〇。ドコモのスマホ利用料とのセット割が利用できる。

【ドコモ光】お申込みからご利用開始までの流れ

■ソフトバンク光

大手で安定した回線品質。ソフトバンクのスマホ利用料とのセット割が利用できる。

【SoftBank 光】

■Nuro光

ソフトバンクのスマホ利用料とのセット割が利用できる。

NURO 光

■GMOとくとくBB光

通信速度が速く、IPv6対応が充実。高額なキャッシュバックでお得

シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!

■BB.excite光Fit

他の光回線と違い、その月使ったデータ量で料金がきまる従量制の光回線。
インターネット接続する量が少ない人は他の光回線より安く利用できる。
また、最大でも、戸建て5830円/月(税込)、マンション4180円/月(税込)となる

「BB.excite光 Fit」公式

原因②:Wi-Fiの電波がTeams(パソコン等)に届いてない

「リビングではサクサクなのに、自分の部屋だとTeamsが落ちる」等
→Wi-Fiの電波がしっかり届いてないです。

解決策:Wi-Fiルーターの電波範囲を拡張

Wi-Fiルーターを、電波を届けやすい部屋の中央に移動させましょう。

Wi-Fiルーターとは5GHz帯で接続(電波干渉が少ない)しましょう。

 Wi-FiルーターとPCやスマホ等のデバイスとで接続する周波数は、
 2.4GHzや5GHzを選べます。
 (それぞれの周波数帯でSSID(アクセスポイント)が設定されています。)
 接続する周波数は、5GHzを選びましょう。(5GHzのSSID(アクセスポイント)を選びましょう)

電波が届かない場合は「Wi-Fi中継機」や「メッシュWi-Fi」を設置して、

 電波の届く範囲を広げましょう。

【おすすめWi-Fi中継機】

BUFFALOが、定番で使いやすく、コスパが良いため、おすすめです。

■AirStation HighPower WEX-3000AX4EA

【おすすめメッシュWi-Fi対応Wi-Fiルーター】

原因③:Teamsの設定が重すぎる

Teamsは標準で高画質・エフェクトの設定ONのため、
PCやスマホのスペックが足りないと、動作が重くなります。

解決策:Teamsの軽量化

背景エフェクトの設定を「ぼかし」or「なし」にする
 → 会議中の右上メニュー > 背景効果

アニメーション・高解像度ビデオ → オフに設定

ハードウェアアクセラレーション → オフ(設定>全般)

原因④:PCやスマホのメモリが足りない

Teamsが重くなる原因のひとつに、PCやスマホのメモリ不足があります。
Teamsを動作させつつ、WEBブラウザを開き、Excelファイルを開き、
PDFを開き…といった同時作業が多いと、PC等がメモリ不足で処理落ちします。

解決策:PCやスマホ自体の負荷を軽量化

■ChromeやEdge等のブラウザのタブを減らす(特にYouTube、Google Meet)

■Teams動作中は他のアプリを極力閉じる

■定期的にPCやスマホを再起動する
 →再起動しても改善しない場合は、メモリ増設を検討する

原因⑤:家族の通信とバッティングしてる

在宅勤務(リモートワーク)等のため家の中でTeamsを使う場合、
子供や兄弟がYouTube、妻や夫や親がNetflix、自分はTeams…
このように家の中でインターネットを同時に使うと、Wi-Fiルーターが混雑して
Teamsだけ遅くなることがあります。

解決策:家族の通信を分離・Teamsの通信を優先設定

Wi-Fiルーターの2種類(2.4Ghz・5Ghz)の周波数帯を、仕事用の通信と家族用の通信とで
分けて使ってみましょう。
- 家族が使っているパソコン・スマホ等は、2.4GhzのSSID(アクセスポイント)を
 Wi-Fi接続先に設定する
- 仕事で使っているパソコン・スマホ等は、5GhzのSSID(アクセスポイント)を
  Wi-Fi接続先に設定する

「仕事用の通信と家族用の通信とでWi-Fiルーターの周波数帯を使い分ける方法」については、
下記記事で詳しく解説しています。併せて、ご参考ください。

家族がネット利用中でも仕事用の通信が遅くならない方法
家のネット回線を利用してリモートワーク(在宅勤務)を実施している時、家族が家のネット回線を利用して、動画視聴(ストリーミング等)やオンラインゲームをしていると、仕事用の通信が遅くなることがあります。仕事用のインターネット通信が遅くなると、仕...

■また、Wi-FiルーターにはQoS機能(通信優先制御)がついているものも多いです。
QoS(通信優先制御)機能を使えば、ZoomやTeamsを優先的に高速化できます。
QoS機能でTeamsを優先的に通信するように、設定しましょう。

【おすすめWi-Fiルーター(IPv6 IPoE対応)】

【Wi-Fi 6対応でコスパ◎の定番】:BUFFALO WSR-5400AX6S

【ゲーマー向け高性能モデル】:ASUS RT-AX30

原因⑥:TeamsとPC本体のマイク・スピーカーの設定ミス

「音が聞こえない・マイクが反応しない」といった、「マイク・スピーカー問題」の原因は、
Teams自体の設定と、PC本体の設定であることが多いです。
Teams自体の設定と、PC本体の設定の「両方を確認」することが、コツです。

解決策: Teams自体とPC本体の両方の設定が誤っていないか確認・正しい設定にする

Teamsの音声設定の確認
設定 > デバイス > マイク・スピーカーの入力先を確認

会議中にマイクマークがミュートになっていないかチェック

PC本体の設定の確認
PC本体のサウンド設定から、正しいマイクとスピーカーを選択

他のアプリ(Zoom・OBSなど)がマイクを占有していないか確認

まとめ

Teamsが重い原因は6つです。

  • 原因①:ネット回線がTeams向きじゃない(IPv4接続)
  • 原因②:Wi-Fiの電波がTeams(パソコン等)に届いてない
  • 原因③:Teamsの設定が重すぎる
  • 原因④:PCやスマホのメモリが足りない
  • 原因⑤:家族の通信とバッティングしてる
  • 原因⑥:TeamsとPC本体のマイク・スピーカーの設定ミス

次の6つの対策をして、「Teamsが重い・音声が途切れる・音声が聞こえない・
マイクが反応しない・映像がガクガクする」を解消して、
リモート会議(オンライン会議)やオンライン授業を快適にしましょう。

  • 解決策①:IPv6対応の光回線に乗り換え
  • 解決策②:Wi-Fiルーターの電波範囲を拡張
  • 解決策③:Teams設定を軽量化
  • 解決策④:PCやスマホ自体の負荷を軽量化
  • 解決策⑤:家族の通信を分離・Teamsの通信を優先設定
  • 解決策⑥:Teams自体とPC本体の両方の設定が誤っていないか確認・正しい設定にする

IPv6 IPoE対応のおすすめ光回線は下の5つです。回線はIPv6 IPoE対応の回線を使いましょう

ドコモ光

【ドコモ光】お申込みからご利用開始までの流れ

ソフトバンク光

【SoftBank 光】

Nuro光

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シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!

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