子どもがいる家庭で、家の「Wi-Fiの安心」足りてますでしょうか?
オンライン授業やオンライン学習、オンラインゲーム、
youtube等の動画視聴等が当たり前になった今、
子どもがインターネットに触れる時間は、ますます長くなっています。
しかし、「夜中までずっとスマホを利用して寝不足」
「怪しいネット広告やサイトが多い」「動画やゲームに夢中で成績ガタ落ち」…
そんな子どもの悩み、ありませんか?
子どもにとってインターネットは、学びや遊びの場ですが、
同時に危険も潜んでいます。

ここでは、
家庭で「子どもが安心してネット利用できる、安全なWi-Fi環境の作り方」
を解説します。
家庭で安全なWi-Fi環境を整え、
子どもが安心してインターネット利用できる環境を作りましょう。

方法① Wi-Fiルーターで「子ども専用にWi-Fi設定」を作る
今どきのWi-Fiルーターには、Wi-Fiルーターを識別するSSID※(Wi-Fi名)を、
複数作れる機能が搭載されています。
※Service Set Identifierの略。Wi-Fiネットワークに割り当てる名前のことです。
PCやスマホ等でWi-Fi接続しようとするとき、
「接続可能なネットワーク一覧」に表示される名前が、SSIDです。
PCやスマホ等でWi-Fi接続するときは、Wi-Fi接続先として、SSIDを設定します。
この「SSID(Wi-Fi名)を複数作れるWi-Fiルーターの機能」を使って、
「子ども専用のWi-Fiネットワークを設定」することで、
利用時間制限・サイト制限することが可能になります。
また、Wi-Fiルーターのメーカーによっては、独自の「子供向け安心機能」を提供しています。
【おすすめWi-Fiルーター例】
製品名 | メーカー | メーカ独自の「子供向け安心機能」有無 | 「子供向け安心機能」内容 |
---|---|---|---|
Archer BE220 | TP-Link | 有り(HomeShield) | コンテンツフィルター、特定のウェブサイトをブロック、就寝時間設定、時間制限、アプリの時間制限、YouTube制限等々 |
WSR-5400AX6P-BK | BUFFALO | 有り(ネット脅威ブロッカー2) | コンテンツフィルタ、時間制限 |
WNR-5400XE6P | BUFFALO | 有り(ネット脅威ブロッカー2) | コンテンツフィルタ、時間制限 |
■Archer BE220【TP-Link】
■WSR-5400AX6P-BK【BUFFALO】
■WNR-5400XE6P【BUFFALO】
方法② 「家庭用ネットワークセキュリティ製品」でネットの見守りを強化する
Wi-Fiルーターの設定だけではカバーしきれないリスクを補いたい場合は、
「家庭用ネットワークセキュリティ製品」を導入する方法があります。
■代表例:ESET HOME セキュリティ エッセンシャル

ESET HOME セキュリティ エッセンシャルは、
NTTコムオンライン実施のNPSベンチマーク調査「セキュリティソフト」部門において
8年連続で1位を獲得している総合セキュリティ対策ソフトです。
子供が使うwindowsやMAC、Android、iOS端末で利用できます。
不適切なWebサイトへのアクセスをブロック、
スマートフォンでのアプリの使い過ぎや、子供の位置情報を見守る機能等が利用できます。
ESET(イーセット)は、スロバキアに本拠を置く、
ヨーロッパを代表するデジタルセキュリティ企業のブランドです。

方法③ 家の「光回線の子供向け安心機能」を利用する
光回線各社が提供している「子供向けの安心機能」や「オプション機能」を
方法①②の代わりに利用したり、方法①②と併用することで
子どもがより安心してネット利用できる環境にすることができます。
光回線各社が提供している「子供向けの安心機能」や「オプション機能」の概要は、
下の表のとおりです。
光回線各社では、「NURO光」「auひかり」「eo光」「メガエッグ光」「BBIQ光」が
「子供向けの安心機能」や「オプション機能」を提供しています。
方法①②と機能が重複するものについては、方法①②を利用するか、
代わりに光回線各社が提供している方法③を利用することで良いです。
方法①②で対応するか方法③で対応するか、家庭でどこまで安全性を求めるかを踏まえ、
効率のよい方法を選択しましょう。

方法④ 「家庭内でのネット利用のルール」作り
「夜22時以降はスマホ禁止」「●●のようなサイトはアクセスしない」等、
生活リズムを乱さない・子供自身が危険なサイトにアクセスしないルールを、
明確に作りましょう。
ルールを作る際は、「なぜ制限するのか」子供と話し合いましょう。
話し合うことで、納得感が生まれやすいです。
ただ、誘惑に負けて、ついルールを破ってしまうとも多いです。
ルールを破ってしまった場合に備えて、方法①②③は実施しましょう。
その上で、子供自身がインターネットリテラシーを身に着けられるように、
方法④を実施しましょう。

まとめ
「夜中までずっとスマホを利用して寝不足」
「怪しいネット広告やサイトにアクセスしてトラブルに巻き込まれる」
「動画やゲームに夢中で成績ガタ落ち」
といったことを避けるために、解説した方法①~④を実施しましょう!
- 【方法①】:Wi-Fiルーターで「子ども専用にWi-Fi設定」を作る
- 【方法②】:「家庭用ネットワークセキュリティ製品」でネットの見守りを強化する
- 【方法③】:家の「光回線の子供向け安心機能」を利用する
- 【方法④】:「家庭内でのネット利用のルール」作り
子供が健全に過ごすことは、穏やかな家庭の基本になります。
是非、家庭で「子どもが安心してネット利用できる、安全なWi-Fi環境」を作り、
子供が健全に過ごせるようにしましょう。

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