台風や台風に伴う停電等の影響で、
インターネット回線(光回線・モバイル回線・Wi-Fi等)が不安定になったり、
途切れたり、繋がらなくなることがあります。
原因は、台風による雨・風・落雷です。
ここでは、台風・停電の影響で起きる
インターネット回線の「トラブル」と、「できる対応」を解説します。
台風で雨・風・落雷がひどい中、インターネットが繋がりにくくなると、
不安で焦ってしまいます。
もし、台風の影響で、インターネットが繋がりにくくなった場合は、
落ち着いて状況を把握して、身の安全を第一に考えた上で、できる対応をしましょう!

台風・停電によるインターネット回線の通信トラブル
「光回線」「モバイル回線(スマホ・ポケットWi-Fi・ホームルーター)」
「家のWi-Fiルータ・ONU」それぞれで、インターネットに繋がらなくなるトラブルが
発生します。

光回線の通信障害
光回線の断線・設備故障
電柱に設置された光ファイバーケーブルが強風で引っ張られ、
断線することがあります。
光回線サービス提供事業者の通信設備の故障
激しい雨風により、光回線で送受信しているデータを中継する通信設備等の
通信設備が浸水し、通信障害を引き起こす可能性があります。
地中の光回線の浸水・破損
激しい雨風により、地中に埋められた光ファイバーケーブルに雨水が侵入し、
通信障害を引き起こす可能性があります。
モバイル回線(スマホ・ポケットWi-Fi・ホームルーター)の通信障害
雨による電波干渉
激しい雨によって、携帯電話の基地局との電波の伝播が悪くなったり、
基地局に電波が届かなくなり、モバイル回線が繋がりにくくなることがあります。
停電や雨風による基地局のダウン・故障
台風に伴う落雷等により停電が発生すると、携帯電話の基地局がシステム停止してしまい、
モバイル回線が繋がらなくなったり、繋がりにくくなることがあります。
家のWi-Fiルータ・ONUの通信障害
落雷(雷サージ)によるWi-Fiルーター・ONUの故障
落雷によって一時的に発生する電圧の急激な上昇(雷サージ)は、
家庭内の通信線や電気回路を通じてコンセント等に接続された電子機器に伝わり、
電子機器(Wi-Fiルーター・ONU・PC等)を破壊してしまいます。
この雷サージによって、家にあるWi-Fiルーターや、ONUが故障して、
インターネットに繋がらなくなることがあります。

停電による家のWi-Fiルーター・ONUの動作不可
台風に伴う落雷等により停電が発生すると、家のWi-FiルーターやONUへの電源が落ちて、
Wi-FiルーターやONUが動かなくなります。
Wi-FiルーターやONU経由でインターネット接続ができなくなります。
また、
スマートフォンの電源がなくなると、充電ができなくなります。
できる対応
個人でできる対応は限られていますが、身の安全を第一に考えた上で、
できる範囲の対応を試してみましょう。
- 「別の通信手段」を試してみる
- Wi-FiルーターやONUには事前に「雷サージ対策」をする(雷サージ対応電源タップの利用)
- 電柱から光ファイバーが垂れ下がっていないか確認
- 契約しているネット回線事業者の「通信障害情報」をチェックする
- 家の停電時に備え、事前に「ポータブル電源」を用意

別の通信手段を試してみる
もしパソコン等が光回線をつかったインターネット接続ができなくなった場合は、
スマートフォンのテザリング機能をつかって、インターネット接続してみましょう。
逆に、スマートフォンでモバイル回線接続ができなくなった場合は、家のWi-Fi経由で
インターネット接続してみましょう。
台風が頻繁に来て、インターネット回線が不通になる可能性が高い地域では、
光回線の他、光回線が使えなくなった場合に備えて、代わりの回線となる
ホームルーターや、モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)を事前に契約しておくのも手です。
特に、仕事や生活の上で、一時的にでもインターネット回線が不通になると、
重大な影響が出る場合は、代わりの回線の用意をリスク対策として検討してみましょう。
ホームルーターや、モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)については下記記事で解説していますので、
ぜひ参考にしてください。

Wi-FiルーターやONUには事前に雷サージ対策をする
雷サージに対して最も確実な対策は、雷が鳴った際に、すぐWi-FiルーターやONUなどの
電子機器の電源を切って、電源ケーブルをコンセントから外し、外部につながるケーブル
(LANケーブル等の通信線・アース線等)も外すことです。
ただ、その間はWi-FiルーターやONUが使えなくなり、
インターネット接続できなくなってしまうため、仕事中など、なかなかできないです。
雷サージに対して、家でできる一番手軽で有効的な対策は、
「雷ガード」の機能が入った電源タップを使用することです。
電源タップの製品説明で、
「雷ガード」や「雷サージ対応」と記載された電源タップを利用しましょう。
落雷や電力系統の異常によって急激に発生する高い電圧(雷サージ)が、
コンセント(電源線)から流れてきた際に、
内蔵された吸収素子が高い電圧(雷サージ)を吸収し、電子機器の故障を未然に防いでくれます。
例えば、次のような電源タップです。
電柱から光ファイバーが垂れ下がっていないか確認
自宅に引き込んでいる光ケーブルが破損していないか、自宅周辺を確認してみましょう。
破損している場合は、契約している光回線事業者・プロバイダに修理を依頼しましょう。
契約しているネット回線事業者の通信障害情報をチェックする
インターネット回線事業者・プロバイダでは、公式HPや公式SNSで
通信障害情報を発信しているところが多いです。
契約しているインターネット回線事業者・プロバイダの公式HPや公式SNSを
確認する手段があれば、「通信障害情報」を確認してみましょう。
契約しているインターネット回線事業者・プロバイダの公式HPや公式SNSで
通信障害を公表している場合は、インターネット回線事業者・プロバイダ側の
設備で障害が起きています。
インターネット回線事業者・プロバイダ側の対応が終わるまで、待ちましょう。
家の停電時に備え、事前にポータブル電源を用意
自宅が停電になると、家のONUやWi-Fiルーターの電源が落ちて、
ONUやWi-Fiルーター経由でインターネット接続ができなくなります。
また、スマートフォンの電源がなくなると、充電ができなくなります。
停電時にもネット環境を維持できるように、「ポータブル電源」を用意しておくと、
自宅が停電した際に、インターネット接続環境を維持できます。
「ポータブル電源」では、
■有名どころの「Jackeryの1000 Plus」が安心して使えます。
【Jackery】 公式サイトはこちら

■また、「BLUETTI」の小型ポータブル電源もおすすめです。
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まとめ
台風や台風に伴う停電等の影響で、インターネット回線(光回線・モバイル回線・Wi-Fi等)が
不安定になったり、途切れたり、繋がらなくなることがあります。
個人ができる対応は限られていますが、慌てず、できる範囲の対応を試してみましょう!
- 「別の通信手段」を試してみる
- Wi-FiルーターやONUには事前に「雷サージ対策」(雷サージ対応電源タップの利用)
- 電柱から光ファイバーが垂れ下がっていないか確認
- 契約しているネット回線事業者の「通信障害情報」をチェックする
- 家の停電時に備え、事前に「ポータブル電源」を用意
(参考)
【Jackeryのポータブル電源】
【Jackery】 公式サイトはこちら
【BLUETTIのポータブル電源】
【BLUETTI JAPAN】 公式サイトはこちら



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